フロギストンというのは「燃素」という意味です。
かつて、化学の世界では物が燃えるのは、燃焼物に燃素が入っているからだと考えられていました。
木や紙を燃やすと質量が減ります。木や紙の中に燃素が含まれ、火をつけてそれが消費された結果、
質量が減ると考えたそうです。
質量が減ると考えたそうです。
実際は、木や紙の中の炭素が空気中の酸素と結合し二酸化炭素として排出されたため質量が減ったので
考え方自体は間違っていないのですが、銅などの金属を燃やした時に
逆に質量が増える(銅+酸素=酸化銅)ことの説明ができないことや、
ラボアジェが酸素を発見したことによって、フロギストンという考えは否定されていきました。
逆に質量が増える(銅+酸素=酸化銅)ことの説明ができないことや、
ラボアジェが酸素を発見したことによって、フロギストンという考えは否定されていきました。
さて、この業界ではよく「プロジェクトで炎上」という言葉が出てきます。検索してみると
「納期が迫っているものの、システムを納品する目処が立たず、
SEやプログラマが徹夜も厭わず過酷な状況で働き続けなくてはならない状態」
SEやプログラマが徹夜も厭わず過酷な状況で働き続けなくてはならない状態」
とあります。概ね間違ってはいないでしょう。
では、なぜ「炎上」するのか?
それは、プロジェクトの中に「燃素」が存在するためではないか?
では、その「燃素」とは?
このブログでは、プロジェクトの「燃素」を明らかにすることを主な目的としています。
炎上の原因となる燃素を見つけ出し、それを排除することで
無事にプロジェクトが完遂できる手伝いが少しでもできれば幸いです。